日向真 風鈴屋敷「風処」

「風鈴演奏家」として活動する日向 真さんは、京都から伊賀市比土にある築100年の空き家に移住し、自ら改装した和の空間「伊賀・風鈴屋敷『風処』」を2022年5月から開いている。

神奈川県出身の日向さんは、中学時代にシンセサイザーで作曲を始め、30歳のころに風鈴を楽器として活用する ことを発案。演奏に適した風鈴を全国から集め、2003年かプロとして活動をスタートした。

演奏では、パイプに吊るした風鈴を 羽毛で揺らして音を鳴らす。音階は風鈴のサイズや厚みによって異なるそうで、尺八など和楽器と組み合わせて奏でるという。これまでも全国各地の寺院やイベント会場で約1200回のコ ンサートを開き、CDやDVDも20タ イトルを発表している。

2020年からは新型コロナの影響 で、演奏の機会も激減した。生活環境を変えようと、空き家バンクで古民家を探したところ、木津川が近くを流れ景観の良さに引かれ、2021年9月に移住。母屋の壁や床を塗り直し、設置したバーカウンターやピザ窯で近所の人と食事を楽しむことも。 30畳の広間は音楽スタジオとし、これまでに集めた500個以上の風鈴の一部である180個の風鈴で演奏している。

日向さんは「世界で唯一の風鈴演奏が楽しめる場。庭園の景観とともに、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」と話していた。

伊賀・風鈴屋敷「風処」
〒518-0115 三重県伊賀市比土1502
080-2479-8696(留守番電話専用)
完全予約制
http://kazedokoro.com/

日向 真 伊賀在住。作曲家、風鈴演奏家、尺八奏者
音楽活動をつづけ40年、心地よい響きを探求して現在のスタイルに行き着く
京都と伊勢のちょうど中間にあたる伊賀に風鈴屋敷「風処(かぜどころ)」を構え、インスピレーションを受けて数多くの楽曲を発表。伊賀から音楽をとおして日本の素晴らしさを世界へ発信している。

2003年にプロの演奏家として活動を開始。テレビや新聞などで全国的に知られる。
健康雑誌「壮快」では魔法の音として過去13回紹介。日本各地の治療院・サロンでも利用され支持をうけている。
京都で11年間(2010年~2021年)活動の拠点とし、京都市公認で外国観光客向けの演奏をおこなったり、神社の囃子方や神楽の作曲もおこなう。
現在、30個の風鈴をメインに尺八や琴や鼓等で京都で培った日本の響きを駆使した「風鈴雅楽コンサート」、シンセサイザーと尺八で宇宙と日本各地聖域めぐりを体験できる「宇宙雅楽コンサート」を中心とした活動をおこなっている。

現在21枚のCD・DVDを発表し、日本各地で1165回のコンサートをおこなう。(2022年末の数字)

過去CD取り扱い店:HMV、タワーレコード、新星堂、山野楽器、ヴァージンメガストア等

《演奏実績の一例》

・舘山寺(静岡)2023年
・ららぽーと(埼玉)2019年~2020年
・サイエン(石川)2019年
・真光寺(愛媛)2018年
・一心寺(大阪)2018年
・アピタ大垣(岐阜)2017年
・阪急電鉄(大阪)2016年
・松尾大社(京都)2015年
・法然院(京都)2011年~11回
・鞍馬寺(京都)2012年、2014年
・あべのハルカス(大阪)2013年
・伊勢賓日館(三重)2013年
・成田空港(千葉)2013
・渋谷ひかりえ(東京)2012年
・有楽町ルミネ(東京)2012年
・高島屋(千葉)2011年
・杏林大学病院(東京)2009年~6回

《TV出演》
NHK「あさイチ」「首都圏ネットワーク」「ゆうどきネットワーク」、フジTV「ニューデザインパラダイス」「めざましどようび」、日本テレビ「ニュースリアルタイム」「ズームイン!!SUPER」、TBS「はなまるマーケット」、テレビ東京「アド街ック天国」「ぶらり途中下車の旅」、KBS京都「京都専科」、関西テレビ「キキミミ」「よーいどん隣の人間国宝」、読売テレビ「ニュースTen」他多数

《SNS》

《参考動画》

フル編成の風鈴雅楽
宇宙雅楽コンサートの様子
伊賀・風鈴屋敷「風処」でのコンサートの様子
コロナ前は京都市公認で円山公園で演奏していました。
和歌山の千畳敷で東宝役者さんと
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